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[ 単行本 ]
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映画は死んだ―世界のすべての眺めを夢見て
・内田 樹 ・松下 正己
【いなほ書房】
発売日: 1999-12
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,800円〜
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・内田 樹 ・松下 正己
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カスタマー平均評価: 5
死んだのは映画だけ? 読了後不思議な感覚に囚われる。著者の1人松下正己氏がリュミエール兄弟に、もう1人の内田樹氏がメリエスに見えてくるからである。
テレビやヴィデオ、インターネットなどの普及により死のうとしている映画に見切りをつけた‘リュミエール兄弟’は1905年映画事業から迅速かつ全面的な撤退をしたのとは対照的に、そのインターネットを利用して映像の魔術師‘メリエス’は映画を救うことになる。‘メリエス’の映画の面白さは「映画について語ることをどこかで恥じ入る感覚(P.15)」を持っており「分かりやすい説明には警戒が必要だ(P.34)」と自覚していたところにあったはずだ。
しかしその後‘メリエス’は「ああ、そうだよ。俺は気持ちのいいことが好きだよ。俺は俺の偏見が好きだよ。俺は理解できないことには興味がないよ。悪いかい?(P.146)」と言わんばかりの新作ラッシュである。別に悪くはないけれど、最初の頃に持っていた志が本書を‘批評’にしたことは間違いない。
実際には映画は死んでなどいないし、批評も死んではいない。正確に言うと誰も死んだことに気がついていない。では気がついてしまった人間はどのように振舞えばいいのだろうか? 「誰も気がついていないから......」的な振る舞いをしてしまうことは悪くはないけれど......誰も気がついていないのだから......
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[ 単行本 ]
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年鑑代表シナリオ集〈’02〉
【シナリオ作家協会】
発売日: 2003-06
参考価格: 2,854 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,800円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ドゥルーズ、映画を思考する
【勁草書房】
発売日: 2000-12
参考価格: 4,620 円(税込)
販売価格: 4,620 円(税込)
Amazonポイント: 46 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,800円〜
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カスタマー平均評価: 0
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ラッパと呼ばれた男―映画プロデューサー永田雅一
・鈴木 晰也
【キネマ旬報社】
発売日: 1990-08
参考価格: 2,243 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,800円〜
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・鈴木 晰也
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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松田優作全集
・松田 美由紀
【幻冬舎】
発売日: 2005-11
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,800円〜
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・松田 美由紀
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カスタマー平均評価: 4.5
還暦の優作を想像できない自分と、その年齢の優作を見たかったって切望する自分 「1949年9月21日、生誕」。そうか優作って団塊世代なんだ...最初の1ページから考えさせられる。あと数年で団塊が一斉に定年を迎えるって話題と松田優作の像がどうしても結びつかない。還暦の優作を想像できない自分と、50歳、60歳、笠智衆っくらいの年齢の優作の演技を見てみたかったって切望する自分がいる。
このビジュアル・ブックを捲りながら思うのは、やっぱ優作の「肉体」のリアリティである。出自が大きく影響しているんだと思うけど、自己の存在感ってのを常に追い求めていて、それが「肉体」のリアリティにもつながっているんだと思う。もちろん幼少からスクリーンの世界に憧れたのも、現実の世界に居場所が見出せなかったことの裏腹だろうし。いきなりジーパン刑事役に抜擢されて、その後の作品にも恵まれて、傍目からは順風満帆に見えるけど、常に本人には所在無さがあって、ストイックに“ここではない何処か”“Next Stage”を目指して...っていう。よくそのルックスがブルース・リーになぞらえられるけど、どっちかって言うとメンタルな部分がより似ているんであって... そう、その息詰まるくらいの真摯さ、鋭さ。自分にも他人にも厳しい人だったんだろうな、というのがこの本を読むとよくわかる。常に自分にも、誰とでも真剣勝負で。デ・ニーロみたいに、歯を抜いて、髪をばっさり切って、そうやって最大の武器だった「肉体」を捨てて、まったく若い頃とは違ったスタイルが形に成り始めた矢先だったのにな。でも、映画やテレビや、こうしたビジュアル・ブックで、「太陽にほえろ!」のラストシーンの悲喜劇や、「探偵物語」の飄々としたかっこ良さや、「ブラック・レイン」の狂気は、いつだって、繰り返し、呼び戻すことが僕らには出来るのだ。 俳優 松田優作の軌跡 優作さんが亡くなってから16年も経った。
本書は夫人である松田美由紀さんの初監修著書だ。
優作さんが俳優デビュー前に投稿していたシノプシスや出演作品の新聞批評記事のスクラップ、
台本やノートにびっしり書き綴られた演技プラン、幼年期から晩年までのプライベート写真・・
これらが丁寧に年代順に網羅されており、大変充実した全集と成っている。
しかしよくぞここまで資料が残っていたものだ。初めて目にする物も多い。
優作さん本人が溜めてた物が多いのだろうが、発掘してプロデュースした、
家族であり妻であり女優である美由紀さんの「愛」を強く感じる。
それと優作さんの直筆の文章を読んでいると、何か頭から冷水をかけられたような衝撃を受ける。
優作さん亡き後に刊行された多くの出版物の中でも特別に魂を揺さぶられる作品だと思う。
ファンの方には是非お薦めしたい。
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[ 単行本 ]
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外国テレビフィルム盛衰史
・乾 直明
【晶文社】
発売日: 1990-12
参考価格: 5,913 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,799円〜
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・乾 直明
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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東映実録やくざ映画 無法地帯
・高橋 賢
【太田出版】
発売日: 2003-08
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,796円〜
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・高橋 賢
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カスタマー平均評価: 5
東映実録やくざ映画の攻略本! 「仁義なき戦い」を分析した本は沢山ありますが、70年代の東映実録やくざ映画の名作は「仁義〜」だけではありません!実録やくざ映画と呼ばれる作品のほぼ全てがこの本では紹介されています。ムックから発売されていた実録・「仁義なき戦い」の本(2冊とも)は完全マニア向けですが、この本は初心者からマニアまで納得の一冊でしょう。それに何といっても美能幸三氏の貴重なインタビュー(15/4/5)も必読です!かなり内容も濃いのですが写真も結構載っているし、この価格はお買い得!
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電影風雲
・四方田 犬彦
【白水社】
発売日: 1993-12
参考価格: 5,709 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,796円〜
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・四方田 犬彦
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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(DVD選書) ミリキタニの猫 (DVD付) (アップリンクDVD選書)
・リンダ ハッテンドーフ
【河出書房新社】
発売日: 2008-07-05
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,790 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,800円〜
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・リンダ ハッテンドーフ
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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黒沢明 音と映像
・西村 雄一郎
【立風書房】
発売日: 1998-11
参考価格: 2,730 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,780円〜
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・西村 雄一郎
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カスタマー平均評価: 0
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