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[ 単行本 ]
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映画ワンダフルライフ―その登場人物たちと撮影現場の記録
・鋤田 正義
【アーティストハウス】
発売日: 1999-07
参考価格: 3,360 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,600円〜
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・鋤田 正義
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カスタマー平均評価: 5
ほんわりとする写真集です 美しい写真と、カメラマンの鋤田さんによるコメントがすごくいいです。 自然なショットばかりで、まるで自分も映画の撮影現場の中に入り込んで見ているような気分になります。 あの雪は、はじめからそういう設定ではなく偶然のものだった、とか、一般の方のシーンでも、アドリブでスケッチしはじめて、慌ててカメラをまわした、とか、主人公二人には、台本の後半部分は破って渡していた、など、撮影秘話的なコメントがとても興味深かった。 あくまでも自然で、だからこんなに物語ではなく、現実に思えてしまうんだなぁとつくづく思いました。 大好きなARATAくんの写真はとても素敵です。 DVDのジャケットにも使われている雪の中の写真や、真っ白な軍服姿の写真や。鋤田さん自身もとても好きだという、職員が階段で並んで写っている写真もすごくいいです。 なんだかせつなくて、それでいてほんわりと心があたたかくなる写真ばかり。 映画と同じくらい、すごく素敵な本なのです。
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[ 単行本 ]
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スーパー字幕翻訳講義の実況中継 (実況中継シリーズ)
・岡枝 慎二
【語学春秋社】
発売日: 1989-01
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,599円〜
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・岡枝 慎二
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カスタマー平均評価: 0
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[ 大型本 ]
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GODZILLA DREAM ~酒井ゆうじ造形作品集~
・酒井 ゆうじ
【ホビージャパン】
発売日: 2005-08
参考価格: 4,800 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,600円〜
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・酒井 ゆうじ
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カスタマー平均評価: 5
写真が魅力をよく伝えている 最近になって初代ゴジラを久々に観て、その魅力にしびれまして、
玩具を探しているうちに、「酒井ゆうじ」さんにたどり着きました。
他の人のレビューと表紙の迫力から本書を購入し、私の知らない
たくさんのゴジラの魅力を、特に数々の写真から感じることができました。
好きだからできるとは単純にいえない、酒井さんの観察力と表現力、
そして胆(きも)は、本当に素晴しいと思いました。
ちょっと写真に補足的についてる説明は、少し作品に対して冗長な感じがしたので、
思い切って省略した方が良いと、個人的に思いました。
酒井さんのゴジラが、読者にも元気を与える楽しい作品集です。 お勧めです! 作品集としては価格が高いと思う人もいるかもしれないけれど、付属のモデルのクオリティをみれば納得できます。
ゴジラ全集シリーズのコレクターならスペシャル版として持ってなければいけない逸品。
作品集もすべてカラーで迫力があり1mキンゴジの制作過程は必見です。
酒井ゆうじ氏 とにかく、ゴジラの造形師の中では酒井さんは、ダントツ一番です。
この作品集では、氏の今までの造形作品が、すべて分かるので
マニアの方には、高くない本だと思います。(雛形版HGの
付録も価値ありです。)私には永久保存版です。 酒井氏がどれだけゴジラが好きなのか分かる本 この作品集のような形で酒井氏の作品全体を見渡す機会を与えられてみると、ほとんどがゴジラで他の怪獣はごく一部にすぎないことを改めて実感させられます。 さすがゴジラ2000のDVD特典ディスクのインタビューでの「他の怪獣&立体作品」の質問に「まあ、ないです。もうほとんど・・・もうゴジラ一本なもんですから。ほとんどゴジラです。8割方ゴジラでしょ。ゴジラ大好きなんで。違う怪獣作るならゴジラ作りたいっていう・・・その時間もったいない。ゴジラ作りたい」と答えられていただけのことはあります。 2001年夏に彼と円谷英二特技監督の生まれ故郷である福島県の須賀川で生誕100周年記念の円谷英二展が開かれた際、市内のゴジラ、ガメラ、ウルトラマンなどの商品を扱うお店で彼が一般人の方々の目の前で粘土をこねてゴジラを造形されているところを見たのですが、周りの方々にゴジラのデザインを解説しつつ粘土をこねられていました。 素人にはただ粘土をこねて何かの形を作っているだけにしか見えないにも関わらず、こねられている粘土がどんどんモスゴジらしき姿のゴジラになっていく様子は感動的でさえありました。 「まだまだ作りたいゴジラが山ほどある」とおっしゃっているという彼には第二、第三の作品集ができるくらいの勢いで、これからもゴジラや怪獣達を立体化し続けて頂きたいと思います。 非常におすすめ! この本は単に趣味としてだくではなく保存価値のある内容です。購入前は高いなと思ってましたがお値打ちものです。
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[ 単行本 ]
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天才監督 木下惠介
・長部 日出雄
【新潮社】
発売日: 2005-10-28
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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・長部 日出雄
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カスタマー平均評価: 5
饒舌な評伝 いやはやエピソードや蘊蓄がてんこ盛りの評伝です。「二十四の瞳」「楢山節考」「野菊の如き君なりき」など数えきれない名作を生み出しながら、同時代の名監督と比べて今一つ忘れられた感のある木下恵介監督。その素顔や作品を、作家であり映画評論家であり映画監督も務めた長部日出雄氏が、熱情を込めて描き出してゆきます。どのページを開いても、面白いエピソードがぎゅっと詰まっていて、木下恵介を知らない人でも引き込まれること間違いなし。下世話な言い方をすれば、お買い得な本、お値打ちな本といえるでしょう。ただ、ノンフィクションライターが手際よくまとめた凡百の伝記とは異なり、作家の個性や匂いが随所に顔を出します。長部氏は太宰治と同じ津軽の出身だけあってか、独特の饒舌な文体を駆使して、木下恵介という人物像や作品の魅力の源泉を、語る語る。語り出したら止まらないといった趣です。それが嫌だと思う人もいるだろうけれど、いつの間にか引き込まれている自分を発見することでしょう。読後は木下作品が無性に見たくなる、喉の渇きのような感覚にとらわれます。DVD全集は高額でちょっと手が出ないし、困った困った……。 愛情溢れる伝記。 浜松で幼少期を過ごした木下。生家があった町内のありさま。彼が通った小学校の話など、著者が丹念に調べていることに敬服。私も知っている所なので、その正確さは保証出来ます。また今は大手になっている会社の創業時の話しなども面白く読みました。
撮影所に入ってからの話は、彼の作品にピッタリ寄り添いながらも、著者の意識が向かう方向に自由に話が伸びる面白さがあります。映画の画面が一瞬で展開するように話題は自由に変わります。しかし撮影のカメラと同様、対象への焦点は、ぶれていません。視点が常に一定の情念に包まれています。木下が死ぬまで、全創作活動のデイテールだけでなく、実生活も書かれています。著者が暖かい眼で木下を見ていることが痛いほど判ります。
正確な伝記として読むよりは、木下の一生にまつわる事柄を材料とした著者の創作として読んだ方が、楽しく読めます。この本を脚本化すれば、木下の伝記映画が撮れそうです。
著者ならずとも年配者は、木下映画への時代の評価が不当だなと感ずるのではないでしょうか。彼が大事にした普通の日本人が持っていた筈の、人を信頼する価値観が変わってしまったのか。あるいはパリで近代映画を知った木下の芸術の中味が、置かれた時代への直線的な反応に過ぎず、時代を超えた美の理念の領域まで踏み越んでいないからか。それは後の時代が、日本人の価値観そのものと共に、評価することになると思います。
本書を読むと、鑑賞者の眼は、スクリーンの外にまで拡がります。その眼で木下作品を見ると、また一段と違う感動を得ることが出来そうです。
日本人は何を捨ててきたか 木下恵介が、同じ昭和18年にデビューした黒澤明と、戦後の長い時期にわたって男の黒沢女の木下と並び称されながら、なぜ後年大きく知名度に差ができるようになったのか。これまでもさまざまな説が唱えられて来た。 海外での評価に差があったこと。 あまりにさまざまなジャンルに渡り多彩なテクニックを弄して作られたので、これが代表作(黒沢の「七人の侍」、小津の「東京物語」、成瀬の「浮雲」)という一本が決めにくく、後から追いかけて見るのにとっつきにくいこと。 など、色々あると思う。ここで筆者は、日本で戦後後退した価値観に木下が強く執着したことを重視している。 その最たるものはずばり「親孝行」に代表される家族愛だ。また「天職」という言葉に見られる仕事を通じた社会に対する責任感であり、あるいは「地の塩」といわれる社会の大半を占める無名で勤勉で倫理観の強い人々に対する称賛だったりする。 こうやって書いていてむずむずするくらい、カタい言葉が並んだが、その一方で筆者は木下がきわめて辛辣な批判精神、ドライな感覚、執念深さ、シニシズムなどの持ち主であることを指摘することを忘れない。 作品数が多い上に「喜びも悲しみも幾年月」とその直後の「風前の灯」が同じ佐田啓二と高峰秀子主演で、前者の夫婦愛を後者でからかうように仲の悪い夫婦役をやらせたように、わざと一筋縄でいかないよう作っているようだからトータルな形での木下恵介論が出にくい。 本書も作家論というのとはやや趣きが違う。「20世紀を見抜いた男 マックス・ウェーバー物語」がウェーバーの伝記でも社会学の研究書でもないように、きわめて周到な調査の裏打ちをもって木下恵介を描きつつ筆者自身が時に読売新聞の社員として、あるいは映画評論家として、また直木賞作家として戦後を生きて来た間に、若いうちは伝統的な倫理観・価値観に反発してきた(その最たるものが黒澤明、特に「赤ひげ」をその圧倒的表現力を認めつつ「家父長的」と批判したこと)に対し、今に至って改めて日本人は、また自分は何を捨てて来たのかを検証した、一個の「作品」というべきだろう。
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[ 単行本 ]
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映画は世界を記録する ドキュメンタリー再考(日本映画史叢書 5)
【森話社】
発売日: 2006-09
参考価格: 3,570 円(税込)
販売価格: 3,570 円(税込)
Amazonポイント: 35 pt
( 在庫あり。 )
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カスタマー平均評価: 4
ドキュメンタリーって何だろう ドキュメンタリーは事実で構成された映画であるという程度の認識はあったが、
様々な視点からドキュメンタリーとは何かを考えさせられた。
編者の村山匡一郎氏は、読者のそれぞれに個々のドキュメンタリー映画観をもってもらおうと、立体的に構成したのだろう。なかでも、作り手の竹林紀雄氏や土屋豊氏が書いたパートが面白く読めた。
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[ 単行本 ]
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市川雷蔵出演映画作品ポスター集―粟田宗良コレクション
【ワイズ出版】
発売日: 1999-08
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 4,935 円(税込)
Amazonポイント: 49 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 3,570円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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日本映画ポスター集 成人映画篇―本地陽彦コレクション
【ワイズ出版】
発売日: 2001-08
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 4,935 円(税込)
Amazonポイント: 49 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,570円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ファスビンダー (エートル叢書)
【現代思潮新社】
発売日: 2005-09
参考価格: 3,570 円(税込)
販売価格: 3,570 円(税込)
Amazonポイント: 35 pt
( 在庫あり。 )
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カスタマー平均評価: 5
大衆的な娯楽としての消費を拒否する映像作家 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーとヴィム・ヴェンダースが同じ1945年生まれであり、同時期に映画監督として活躍していたにもかかわらず、ヴェンダースが世界的な名声を得たのとは対照的にファスビンダーの45の映像作品のほとんどが少なくとも日本において映画館でかからない理由は、ヴェンダースの映像が洗練されているのに比べて、ファスビンダーの映像は‘汚い’からであろう。ファスビンダーが洗練させていったのは映像ではなく、ダグラス・サーク的なメロドラマである。勿論ここでいうメロドラマとは「感情移入を可能にしながら批判的距離を保つという、映画を見るという行為における観客との情動的な関係の可能性(P.162)」を指す。「ファスビンダーに影響を与えたフィルム・ノワールとメロドラマという2つのジャンルは、明らかにコード化された既成の社会概念や道徳観が揺らぎ、とりわけ危機的な状況に直面していた男性性を描いている(P.155)」
それに加えて、「環境に惑わされ、自己を持たない個人が、抑圧的な対人関係の中で自らも暴力の施行者でありながらも、同時に犠牲者になるという複雑な類似関係(P.145)」を見せられ共感してしまうことに観客は我慢できないだろうし、「個々の1作1作が突出しているというよりは、ファスビンダーの映画はまとまった<仕事全体/全作品>として見たときこそ、そのラディカルさが際立つ(P.134)」というバルザック的な性格からなのだ。
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[ 単行本 ]
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スクリーン・デラックス イングリッド・バーグマン&グレース・ケリー―永遠の2大クール・ビューティーズ
【近代映画社】
発売日: 2002-09
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,569円〜
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カスタマー平均評価: 5
世紀の美女 クールビューティの代表格のバーグマンとグレイスの特集ですか! 自分が今までの人生のなかで出会った女性のなかでいまだに一番と2番の人たちです・・・こうやって本になって自分の手元に置くことができるなんてすばらしいですね。
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[ 単行本 ]
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スクリーン・デラックス チョー・ユンファ―亜州影帝から聖林影帝(ハリウッド・キング)へ (スクリーン・デラックス)
【近代映画社】
発売日: 2001-07
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 3,563円〜
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カスタマー平均評価: 0
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