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[ 単行本 ]
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島ノート 振り飛車編
・島 朗
【講談社】
発売日: 2002-12
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,860円〜
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・島 朗
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カスタマー平均評価: 4.5
素晴らしい研究書 (本の訂正も掲載します) まずこのボリュームでこの価格は、安すぎるのではないかと思いました。 アマ有段者にとっては、格好の教材になったはずです。 ネット将棋や、大会で風変わりな戦法に戸惑うことはなくなるのではないかと思うくらいのバラエティーに富んでいます。 その分内容が薄いかといえばそうではなく すべてポイントは抑えて書かれています。私もこの本で知りたいことをたくさん得ました。なお当初週刊現代のHP上で読者からの質問に答えるという企画があり アマ有段者と思われる多数の人から多くの質問が掲載されそれに島さんが丁寧に答えられていました。(現在ではHP上からは消えている) その中で読者の質問が本の内容を覆した部分がありましたので、参考までに掲載します。 △32銀型向かい飛車の項目で73Pの図9で先手が▲47銀のかわりに ▲45歩と突くと先手が指せるようです。 手順を示すと▲45歩、△同歩、▲11角成、△33角、▲23飛成、△11角、 ▲12飛、△99角成、▲32飛成、△同銀、▲同竜、△62銀、▲88銀打 △98飛と進むのが一番激しい変化ですが駒得で先手が指せそうです。 (島さんも認めた変化です) この本は今でもたまにあの変化どうだっけと見直す私にはなくてはならない本です。 ご一読のほどを 素晴らしい名書! 藤井システム対策で55歩や86角が詳しく書かれすぎてて・・僕は藤井システム使わないようになりました・・(また使うかもしれません)穴熊対策は藤井システムだけではなく、鈴木システムもあります。しかし、松尾流は載っていません。(68角と59角だけ)とまぁ僕が書いてるのは4間飛車のことだけですが、3間の穴熊対策なら中田功XP!中田功5段(段には自信ありません・・6段だったかな?)が開発した最新鋭のシステム!(あまり詳しく書かれてはいませんが・・)穴熊対策さえできれば3間は最強の戦法になりうると筆者が書かれています。さぁこれを研究して3間を最強にしてやるゾ!というのもいいかもしれませんが・・インターネット将棋倶楽部24の高段者はほとんどといってもいいほどコーヤン流を使います。 ほかにも盛りだくさんなので買って損はありえません!藤井猛9段も量が多すぎてね。と苦笑されるほど量は多いです。 いろんな戦法載っている。 僕自身、居飛車党で、なんか相手が、奇襲じみた指し方してきたときの、参考にするために購入しました。僕が読んだ感じでは、少し参考になった。という感じです。戦法はたくさん載ってます。基本編と応用編に別れてて、少しは読みやすくなってます。が、どうもなんか足らない気がします。 初段以上にお勧め! 奇襲派の方には、鳥刺し戦法、メリケン向かい飛車、ご機嫌中飛車、早石田、鬼殺しなどのプロが指さない戦法について、変化に渡ってもかなり詳しく解説されている。 本格派の方には、鈴木システムvs居飛穴。藤井システムvs居飛穴、相穴熊と穴熊メインで詳細に渡って解説されている。 もしわからない部分がある時は、愛読者カードに質問を書けば島プロがWeb上で回答してくれるというサービスもついているすぐれもの。 全体を通して、この手が駄目な理由を【基礎】で解説し、【発展】で最新型を解説しているので、プロがなぜここでこう指すのかがよく理解できる。 2冊構成にしてくれると欲しい方だけ購入できるのにという気がした。 最新最強の定跡本 島朗プロが、過去8年間、週刊現代誌に連載されたものを書き直して、振り飛車戦編として発刊されたもの。内容は、序盤から積極的に主導権を取るものばかりで、その新鮮な変化には目を見張る。解説もポイントを押さえてあり非常に見やすい。将棋本のイヤー・オブ・ブックと言ってよい。次回の居飛車編(?)も楽しみである。 島プロの「読みの技法 最強将棋塾」では、将棋の考え方、局面の捕らえ方を説いた画期的な本であったが、本書も序盤変化を詳述した名著といってよい。 (定跡通のための有段者から県代表向けなので、「羽生の頭脳」等で一般の定跡に通じてから本書を読むといいであろう)
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[ 単行本 ]
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第30期囲碁名人戦全記録―名人位決定七番勝負・挑戦者決定リーグ戦
【朝日新聞社】
発売日: 2006-03
参考価格: 2,835 円(税込)
販売価格: 2,835 円(税込)
Amazonポイント: 28 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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香落ち必勝法 (王将ブックスDELUXE版―駒落ちシリーズ)
・佐藤 庄平
【北辰堂】
発売日: 1988-06
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,832円〜
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・佐藤 庄平
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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定本大山の振り飛車
・大山 康晴
【池田書店】
発売日: 1985-07
参考価格: 1,631 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,825円〜
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・大山 康晴
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ゆめまぼろし百番
・駒場 和男
【毎日コミュニケーションズ】
発売日: 2006-06
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,520円〜
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・駒場 和男
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カスタマー平均評価: 5
史上最高の詰将棋集 私などが最初のレビューを書くのはおこがましいのですが、作者は戦後の長編詰将棋という分野を常にリードしてきた方です。
その作品は常に精妙にして難解です。専門誌上で解答者0の作品、5往復の馬鋸、無防備煙詰1号局、この本が初出の看寿越え超長編・・。
といっても詰将棋ファンでもない限り意味すらわからないと思います。
作者は江戸時代の名人の作品集に多大な影響を受け作品を作りました。自分や同時代の作家がその名人の詰将棋に影響を受けたように、後世にこの作品集を通して「メッセージを発信したい、(自分のような)受信者がいると信じて。」と後書きに書いています。
反論する方もいるかもしれませんがあえて言うとこの本は史上最高の詰将棋の作品集です。将棋というゲームがこの世に存在する限り500年後も1000年後もメッセージを発信し続ける本だと思います。 国宝級の作品群 「詰将棋」に文化的価値が認められるなら、駒場氏は文化勲章に値する人物なのだ。その価値を理解できるのが、ただでさえ減少著しい将棋ファンの中でもほんの少数でしかないのは口惜しい。
週刊誌やスポーツ新聞の詰将棋しか知らない人は、日本中集めてもほんの一握りの集団が、どれほどの深みに達しているのか理解できないだろう。指将棋が現実世界なら、詰将棋はファンタジー。詰将棋を作る才能は指将棋の才能とは別物。プロの棋士は詰将棋を解く力はあっても、後世に残るような作品を残せる人は現役でも数人くらい、それが実情だ。
駒場氏の作品の構想を見破って詰手順を発見するのは至難のわざで、てぐすね引いて解いてやろうとマニアが待ち受ける専門誌で正答ゼロという作品も複数掲載されており、プロ棋士でも全問解答は至難だろう。わたしのようなただの人は正答を並べてため息をつくしかない。
それにしても詰将棋作家はあまりにも報われない。文章の端々に作者の「アク」みたいなものが感じられるが、孤高の芸術家の憤懣みたいなものが現れたものと解釈していただきたい。
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[ 単行本 ]
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名人・名局選 丈和
・福井 正明
【誠文堂新光社】
発売日: 2009-04
参考価格: 3,675 円(税込)
販売価格: 3,675 円(税込)
Amazonポイント: 36 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,800円〜
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・福井 正明
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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石田流・穴熊破り (次の一手シリーズ)
・内藤 國雄
【金園社】
発売日: 1980-10
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,799円〜
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・内藤 國雄
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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加藤流 最新棒銀の極意 (プロの将棋シリーズ)
・加藤 一二三
【毎日コミュニケーションズ】
発売日: 2003-11
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,799円〜
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・加藤 一二三
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カスタマー平均評価: 5
やはり居飛車棒銀の方が難解 シリーズ前作は棒銀による振り飛車破りでしたが、今度は居飛車編です。 まず最初の感想は、対居飛車の棒銀は対振り飛車の棒銀と比べて遥かに難解である、ということです。 構成は、相掛かり型の棒銀に1章の20P強、角換りに3章で80P弱、矢倉3七銀に1章で20P強を割いています。この角換りの最初の章で解説されている手順が、今や伝説となったNHK杯での羽生五段(当時)との対局です。この対局は、羽生五段が「中空に打ち込んだ5二銀」を決め手に勝利を収めるのですが、加藤九段はこの対局で出現した羽生新手から角換り棒銀に強い興味を持ち、良く指すようになられたのだそうです。 伝説となった棋譜を加藤九段の解説付きで見られるだけでも、この本を買う価値はあると思います。 また、実戦譜の最後を飾るのは、3勝3敗で千日手2局、持将棋1局、第10局へと雪崩れ込む死闘となった中原名人との名人戦最終局! 加藤九段のファンなら、「居飛車棒銀は難しくて指せなくても」絶対に買うべき1冊と言えるでしょう。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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玄玄碁経 (囲碁古典シリーズ)
・橋本 宇太郎
【山海堂】
発売日: 1997-02
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,780円〜
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・橋本 宇太郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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コーヤン流三間飛車の極意 急戦編 (プロの将棋シリーズ)
・中田 功
【毎日コミュニケーションズ】
発売日: 2003-03
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,773円〜
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・中田 功
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カスタマー平均評価: 4.5
「コーヤン」の流儀 著者渾身の名作と思いました。
後手三間が5四銀以下の変化で指せることを証明したのは大きいと思います。
振り飛車は横から攻め合う将棋という固定観念を崩すような「6五銀」、この後の
芸術的な手順を是非鑑賞してみましょう。間違いなく中田七段の影響で、
根っから居飛車党のレビュワーも時々後手三間を指すようになりました。
ところで、三間飛車がすべて良くなる5四銀以下のうち、たった一つだけ形勢不明
になる変化を発見しました。5三歩以下▲2四歩▽同歩▲5五角とする指し方
です。この後の正解を知っている方、コメントで教えて下さい m(__)m 急所の1手 △65銀 三間飛車のスペシャリスト中田 功さんの力作です。 この本で感心したことがあります。いくつかの戦形ででてくる中盤での △65銀と打つ居飛車船囲いの急所をつく1手。 この感触を是非味わってみてください。従来の定跡書にはなかった実戦的な1手で応用にきく手です。 コーヤン流は、居飛車▲55歩の突きすてから▲46銀に対しては△54銀1本で対抗する。(実は居飛車は▲46銀のかわりに▲66銀と出る手も有力なのだがこれも全て△54銀で受けてしまうのでどちらがきてもOKというわけだ)
居飛車にと金で迫られても肉を切らして骨を絶つといった表現が似合うような指し方だと感じました。
実戦例の3局の解説も非常に読みやすく 3間1本でやってきた著者の渾身の1冊だと思います。 後手三間飛車の初めての急戦対策本 後手三間飛車は1手おくれるので不利とあきらめていた三間飛車党は必見です。又、中盤・終盤での四間飛車と少し違う独特の感覚が書かれている名著だと思います。中田功氏にしかかけない1冊ではないでしょうか。 ムズイ本ですね〜! この本の狙いは早仕掛けにおいて後手3間飛車がさせますよ〜って本になってます^^ よって、早仕掛けの中でも3間飛車有利の展開は置いておいて、不利の順について細かい解説がなされていますね。 本の山場は5五歩からの早仕掛けにおいて2三銀からなり捨てて、1五桂馬の手順について新たな手順が記載されています^^個人的に思うことはこの手順、定跡的に言って58手まで手順が進まないと成立せず、実践で同じ局面が表れるのは稀ではないかなあと思います。 しかし、タイトルどおり極意ならばこの手順を潰さないと後手3間飛車はさせないんだよ〜っていう声が聞こえそうです^^ 辛口評価ではそうとうの定跡好きに好まれる本なのかなあと^^ 甘口評価では久しぶりの3間飛車本ですししっかり読めば勉強できるしよいのかなあと 以上で〜す。 中田流 三間飛車側が後手番の対居飛車急戦を解説。三間飛車の急戦定跡を押さえつつも、中田流ではどのように指していくかを解説している。急戦定跡を全て網羅しているわけではないので、書かれている変化の内容はそれほど多くはない。しかし、説明は丁寧で簡潔であり、中田流の指し方を十分に堪能できる内容になっている。羽生の頭脳や東大将棋振り飛車道場では解説されていない変化もあり、三間飛車党には一読の価値があると思う。また、これから三間飛車を指したいという人にも薦めることのできる内容である。三間飛車対居飛車急戦という図式はあまり見かけられないので、はやい持久戦編の出版が望まれる。
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