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[ 単行本 ]
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板書のポイント・ノートのとり方 (文芸研・授業研究ハンドブック)
・麻生 信子
【明治図書出版】
発売日: 1987-03
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 8,822円〜
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・麻生 信子
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カスタマー平均評価: 0
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[ − ]
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甲種尋常科用小学書方手本
・文部省 ・安藤 隆弘
【芸術新聞社】
発売日: 1987-12-15
参考価格: 4,410 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 8,819円〜
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・文部省 ・安藤 隆弘
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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崇拝からレイプヘ―映画の女性史
・モリー ハスケル
【平凡社】
発売日: 1992-06
参考価格: 4,282 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 8,800円〜
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・モリー ハスケル ・Molly Haskell
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カスタマー平均評価: 0
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[ − ]
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鳥になった人間―反骨の映画監督 亀井文夫の生涯
・都築 政昭
【講談社】
発売日: 1992-05
参考価格: 1,733 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 8,728円〜
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・都築 政昭
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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年鑑代表シナリオ集〈’96〉
【映人社】
発売日: 1997-06
参考価格: 2,854 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 8,562円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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全集 黒澤明 〈第5巻〉
・黒澤 明
【岩波書店】
発売日: 1988-03
参考価格: 3,780 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 8,532円〜
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・黒澤 明
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カスタマー平均評価: 5
「一人斬ろうが百人斬ろうが、縛り首になるのは一ッぺんだよ。ビクビクすんじゃないよ」(『用心棒』より) 6作品、収録されている。
シーン142:岩淵の家・書斎
(電話に出ている岩淵。
顔には、ぐっと深いシワがある。
その青ざめた顔で
唇をふるわし、丁寧に話す)
「はははは……
わざわざ睡眠薬を
お届けいただきました上に、
使用量の御指図まで、
……ははは、
実は、私も、
このところノイローゼ気味で、
今夜は一つ、ご親切に甘えて、
あの睡眠薬の少量をいただいて、
ぐっすり、
……もしもし?
……もしもし?」
(電話は向うから切れたらしい。
岩淵、憤懣をムキ出しにした顔で、
投げだすように受話器をかける)
●『悪い奴ほどよく眠る』より
シーン5:百姓の家
(浪人に、水を一杯あたえると
百姓、ガックリと腰を落し
土間の片隅でハタを織っている女房に
つぶやく)
百姓「博奕のせいで
どいつもこいつも、
楽して儲けることしか考えねえ」
(水を呑みながら聞いている浪人)
百姓「サイコロ一つで
他人のモノが自分のモノだッ
見さかいがつかねえッ
……おい、造酒屋が
絹の仲買いを始めたのを聞いたか?
絹問屋より、うんとイイ値で買うって
ふれ廻ってやがる……」
女房「でも、いくら絹を集めたって、
宿場があんな風じゃ、
いつ絹市がたつか……」
(百姓、浪人をジロッと見て)
「ふん……
血の匂いをかいで
腹のへった野良犬が集まってきやがる。
よってたかって血を流して、
集めた絹をその血で染めてよ、
それから絹市をたてたらいいだァ!!」
(家に入り、ピシャリ、戸を閉める)
●『用心棒』より
シーン20:寺田の家
(堀の上に頭をだした
椿の木が、花ざかり)
夫人「ところで、あなたのお名前は?」
浪人「名前ですか……
私の名は……」
(と、一枚開いた雨戸から表をみる。
まわりの一同も、その視線を追う。
庭。
築地の塀。
その上の椿の植込み)
浪人「……椿……三十郎、
もう そろそろ四十郎ですが」
(娘、吹きだす)
●『椿三十郎』より
シーン97:伊勢崎町、夜
(犯 人、
ショウ・ウィンドウをのぞきながら
ぶらぶら歩いている。
それを追っている二人の刑事……三点尾行)
無線の声「ホシは、
もう二時間近く、この通りを
行ったり来たりしています。
これ以上、
同じメンバーで尾行を続けるのは、
ホシに気づかれる危険がありますが……」
(犯 人、時計をみる。
急に道路を横ぎり、花屋の店に入る。
それを追っていた刑事、
あわてて花屋の向い側の洋品店に飛びこむ)
警部「なに?
ホシは花屋へ入った?
すぐ誰か花を買いにやれッ!!」
無線の声「あいにく、
花を買いにいくような、ツラ(顔)は
一人もいません……」
(しかたなく、刑事の一人、双眼鏡を光らせる)
●『天国と地獄』より
シーン2:外来患者・待合所
(養生所の建物。
すっかり古び、玄関のヒサシは歪み、
屋根瓦ははずれ、デコボコに波をうってる。
中には、人がいっぱいいる。
老若男女、みんな貧しい身なりをして
ひしめいている。
……初めてここを訪れた者は、
顔をしかめて立ちすくむ)
「なんです?
この果物の腐ったような匂いは?」
医師「貧乏の匂いですよ、
この連中のね……
みんな無料で診察し投薬するんです」
●『赤ひげ』より
シーン178:コントロール・タワー
(コントロール室の全員、パネルをみつめている。
そのうしろには、非番の従業員たちが
事件のなりゆきを見るため、
ざわめきあって、のぞきこんでいる。
職長が、電話に出ている)
職長「うん……うん……
なに?
乗ってる鉄道員は
一人だけなのか?」
電話「しかも
運転に関する知識は……ゼロだッ!!」
職長「……ん、その鉄道員は、
こういう事態にのぞんで、
頼りになる男かな?」
電話「アイツほど、
肝ッ玉のねえ男はいねェな……
アイツんとこじゃ、
女房の方が肝ッ玉をもっちゃってるンでね」
職長「フン……フン……
よし、わかった。
残念ながら、その機関車に
ヤツの女房は乗ってないッ!!
ヤツに期待するのはやめる……」
(と、電話を切り、パネルを見つめる)
●『暴走機関車』より
■帯書き■
手塚治虫
「日本の劇画が
海外に輸出されようとして
まだ果たせない時、
黒澤作品は
なにが国際性かという示唆を
与えてくれた」 全集の中の最高傑作! 『全集黒澤明』全七巻の中ではこの第五巻がエンターテイメントという観点では最高だと思います。 とにかくシナリオを読むだけでもおもしろい作品がずらりと並んでいます。 『用心棒』,『椿三十郎』から『赤ひげ』,『天国と地獄』までそうそうたるラインナップです。 そのなかでもこの巻の最後に掲載されている『暴走機関車』というシナリオがありますがこれは私の一番好きなシナリオです。このシナリオを初めて読んだときの感動は今でも忘れられません。まるで劇場で本当に映画を観てハラハラドキドキするような感覚を覚えたのです。そんなシナリオに出会ったのはこの作品が初めてでした。 黒澤さんのエンターテイメント色の強いこの巻を読めば、あらためて黒澤さんの偉大さが分かると思います。
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[ 単行本 ]
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自分でできるビデオ編集のコツ (Aqua book)
・ビデオエディターズクラブ
【アクア出版】
発売日: 1993-12
参考価格: 1,223 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 8,500円〜
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・ビデオエディターズクラブ
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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映画女優若尾文子
・四方田 犬彦 ・斉藤 綾子
【みすず書房】
発売日: 2003-06
参考価格: 3,780 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 8,490円〜
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・四方田 犬彦 ・斉藤 綾子
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カスタマー平均評価: 3.5
若尾文子 日本映画が好きで、いろいろな作品を見ていますが、最近、若尾文子さんの作品をいくつか見るうち彼女の魅力にひきこまれ、この本を買いました。ブラウン管の彼女を文字にすると、また違った魅力があふれています。 改訂版を期待したい! 既に『映画監督 増村保造の世界―「映像のマエストロ」映画との格闘の記録1947‐1986』等で語られているものと重複する部分が多く、若尾文子本人へのインタビューも新たな発言を引き出せずに終わっている。既に鬼籍に入ったキャスト、スタッフも多いが、周辺からのアプローチがもう少しあってもよかったのでは・・・。新たな事実関係、発言を加えた改訂版を期待したい。
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[ 単行本 ]
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クィンラン版 世界映画俳優大事典
・デイヴィッド クィンラン
【講談社】
発売日: 2002-12
参考価格: 10,500 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 8,400円〜
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・デイヴィッド クィンラン ・David Quinlan
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カスタマー平均評価: 4
押し花の重石に ぶあつっ。おもたっ。映画好きにはたまらんコレクションですが、興味のないひとにも押し花の重石に使えるというわけで、役に立つ本です。やや、ニホン受けするべくカットされた役者さんがたも多いようで、レアな俳優さんが好きな人には、載ってなくって寂しい思いをするかもしれません。でもさー、アラン・リックマンが載ってないって、おかしいと思うんだけどなー。それで星4つにしました。 題名の通り辞典がわりに・・・ 好きな俳優の出演映画を素早く検索できる優れものですが、俳優1人に対して詳しく書かれていないのが少し不満です。(詳しく書いたら1冊にまとまりませんが・・・) まぁ、出演映画を調べてレンタルに行くのに重宝しているので☆4つ付けました。
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[ 単行本 ]
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増村保造―意志としてのエロス (リュミエール叢書)
・山根 貞男
【筑摩書房】
発売日: 1992-12
参考価格: 2,447 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 8,399円〜
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・山根 貞男
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カスタマー平均評価: 2.5
山根さんの文章の欠点 山根さんが増村さんにインタビューした本だったらなあと思いました。山根さんは山田宏一さんとのコンビで良い聞き書き本をたくさんお出しになっていますが、評論は面白くないです。文章に無駄が多すぎます。この内容ならば三分の一くらいの分量でまとめられる筈。山根さんの文章はまわりくどすぎます。他の方も書いていましたがこの中古価格は正気と思えませんね。 これはひどい本だ! リュミエール叢書は翻訳モノはハスミンが嫌いでも悔しいかなつい買ってしまうものが多いのですが日本人の執筆によるものはロクなものがありません。東海大学教授(笑)のこの本もそう。内容薄すぎ。そもそも山根センセイの作文と感想文を本にして誰に読ませようとしているんでしょうか。ダシに使われている増村監督が気の毒です。山根センセイも増村さんの映画が本当に好きならこんなくだらない本など書かずにほっといてほしいですね。このプレミアム価格は何かの冗談ですね。1円程度の価値しかない本です。編集者としては優秀だったけど評論家としてはまるでダメな山根センセイを見ていると白井佳夫センセイを連想します。 これはすごい本だ 増村保造の映画を自覚的に見たことはありませんが、この本は絶対ここで書かれている映画を見るよりすごいです。これは奇跡的なことです。
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