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[ 大型本 ]
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スター・ウォーズ キャラクター&クリーチャー 完全保存版 (LUCAS BOOKS)
・デイヴィッド・ウエスト・レイノルズ ・ジェームズ・ルシーノ ・ライダー・ウィンダム
【小学館プロダクション】
発売日: 2007-04-26
参考価格: 5,775 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,480円〜
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・デイヴィッド・ウエスト・レイノルズ ・ジェームズ・ルシーノ ・ライダー・ウィンダム
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カスタマー平均評価: 5
SWの世界をじっくり SWに出てくるモノを細かくじっくり見ることができます。ミニ知識なども載っていて楽しい。映画だと一瞬しか出てこないモノでも心ゆくまで堪能できます。 動物図鑑みたい 本編6作中に登場したキャラクターの写真と解説が載ってます。
旧3部作の扱いが少ないのは仕方がないとして、残念なのは背面の写真が無いことで、フィギュア作成などの資料としてはいまひとつでしょうか。
しかし、小物の写真や(映画を見る上では支障の無い)裏設定なども載っていたりして、楽しめます。
スカルプティング・ア・ギャラクシーと一緒に『買い』の本です。
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[ 単行本 ]
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全集 黒澤明 〈第4巻〉
・黒澤 明
【岩波書店】
発売日: 1988-02
参考価格: 3,780 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,400円〜
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・黒澤 明
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カスタマー平均評価: 5
「ジャン・コクトー氏にキッスをしてもよいかと訊かれて、ビックリし、あわててNo!と叫ぶ」(1957.10.21.パリにて) 6作品、収録されている。
シーン46A:木賃宿・夜
(一同、囲炉裏をかこんでいる)
勘兵衛「よいか、
明日は郷へ発てッ
親御がさぞ心配しとる事じゃろう」
勝四郎「先生ッ!!」
勘兵衛「わかっておる。
わしも
オマエと同じ年頃だった事はあるで……」
(勝四郎、何か言いかける。
勘兵衛は構わず)
勘兵衛「腕を磨く、
そして戦にでて、手柄をたてる、
それから一国一城の主になる……」
(勝四郎、うつむく)
勘兵衛「しかしな、
そう考えているうちに
いつの間にか、ほれ……」
(と、少しのびた鬢の白髪をゴシゴシやる)
「……このように髪が白くなる。
そしてな、その時は
もう親もなければ身内もない、
自分の眠る土もない」
勝四郎「……」
(みんな、シンと身につまされている)
●『七人の侍』より
シーン31:中島鋳造所・構内
(夕方。
ところどころに夕立の水溜り。
その水をはね返して、
自転車に乗った郵便配達がくる)
「中島さん、速達ッ」
(父、受けとって
裏返して差出人をみる。
“家庭裁判所・家事審判部”
父、変な顔をして、
その場に突立ったまま封をひらく)
(その父を窓から見ていた、末娘)
「(大きな声で)雷雨予報、
本日はもう一度
猛烈なカミナリがあるでしょう」
●『生きものの記録』より
シーン77:蜘蛛手の森・古戦場
(白骨の山の上に、
白髪をふり乱した老婆がさまよい出る。
異様な声で、陰々滅々と笑う老婆)
老婆「御安心なされませ……
この森が動きだして、
蜘蛛巣城へ押しよせぬ限り、
貴方様は戦に敗れることはありません」
武時「(狂喜する)なにッ!!
この森が押しよせる?
……そんな事があろう道理はないッ!!
ハハハ……するとオレは……
戦に負けることはないのだな?!」
(老婆は、異様な笑声とともに消え失せる)
●『蜘蛛巣城』より
シーン6:長屋・内部
(大家が入って来る)
大家「オマエは親切もんだな、
いい事をやった、
善根を積めば、その報いはかならずある」
A「それよか、借金を半分まけなッ」
大家「へ、へッ!!
また茶にしやがる……いいかね、
人の親切は、
銭金では買えねえ……
親切は親切、借金は借金。
みそもクソも一緒にしちゃァいけねえ」
A「へッ!!
死にそこねえの業つくばりめッ!!」
(と、自分の寝床に這上がって幟を下げる。
Bもプイと表へ出ていく)
大家「オレが来るとみんな逃げだしやがる」
C「鬼でも逃げださァ」
大家「御挨拶だな……
だが、オレは、
お前たちを子供だと思ってる。
大家といえば、親も同然……」
C「……鬼も同然ッ!!」
●『どん底』より
シーン1:道
(炎熱。
……ボコボコに乾いた道を、
汗とホコリにまみれ、
毒々しく言い争いながら歩いていく、
半裸の男が二人)
B「(唾を吐く)……鼻持ちならねえよ……
戦に出りゃ、立身出世は
思いのままなんてぬかしやがって」
A「(毒々しい目つきでニタニタ笑う)」
B「(ますますカッとして)何が可笑しいんだッ!!」
A「(やけクソになってまくし立てる)
何もかも、とっても面白えよッ
まず戦に間に合わなかったのが面白えッ
敗けた方の雑兵と間違われて、
死骸の後片付けをやらされたのも……
やっとこ逃げだして、
二日二晩、水ッ腹で
こうやってうろついてるのも面白えッ
もっとも、一番面白えのは、
ベソをかいてるオマエのその間抜け面さッ!!」
B「(つかみかかろうとする)」
●『隠し砦の三悪人』より
シーン68:坂
(朝。鐘が撞かれる。
丘の下。
燃えさかる焔。
焚火をかこんで、又右衛門、他三人。
じっと焚火の火を見つめている。
又右衛門、顔をあげると、
他の三人の顔を見廻して)
「今時、通る者もあるまいが、
もし通りかかったら驚くぞッ
……どう見ても、オマエら山賊だッ」
(誰も笑わない。
又右衛門、微笑して)
「肩の力をぬけッ
……今から、
そう固くなっていては、
明日の朝までには石になる。
……ただの石ならよいが、墓石だぞッ」
(さすがに三人とも苦笑する)
●『決闘鍵屋の辻』より
. 私にとって、この全集は歴史的遺産です この全集を手にした時の感動は、今も私の脳裏に鮮明に残っています。世界映画史の金字塔とも言える黒澤作品のいわば「設計図」をわが手に出来た興奮と喜びは何物にも代え難く、収録されたシナリオを読み返す度に、新たな発見と胸の高鳴りを覚えます。黒澤監督がメガホンを執られた作品だけでは無く、他の監督さんに書き下ろされたシナリオや、関係者のインタビュー、随想等がふんだんに収録されている点も、”クロサワ大遺跡”を旅する者の助けとなること請け合いです。また本全集と共に黒澤監督の随筆「蝦蟇(ガマ)の油」を読むと更に黒澤ワールドの奥深さを味わえると思います。このレビューのフルマークが5つ星なので「5つ」にしましたが、心情的には「10星」もしくは「5太陽」と評したいところです。
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[ 単行本 ]
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映画監督溝口健二
【新曜社】
発売日: 1999-10
参考価格: 4,410 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,390円〜
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カスタマー平均評価: 5
最高の溝口論集 論文集ですが,現時点での溝口論としては最高のものでしょう。四方田さん(忠臣蔵)よりも他の論者のに良いものがあり,中でも加藤幹郎の残菊物語論は白眉。溝口に限らず,これほど素晴らしい映画論には滅多にお目にかかれません。理論的な分析も素晴らしいですが,それにとどまらない,この特別な映画への愛が伝わって来ます。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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『市民ケーン』、すべて真実 (リュミエール叢書)
・ロバート・L. キャリンジャー
【筑摩書房】
発売日: 1995-06
参考価格: 2,957 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,380円〜
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・ロバート・L. キャリンジャー ・Robert L. Carringer
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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映画理論講義―映像の理解と探究のために
・J. オーモン ・M. マリー ・A. ベルガラ ・M. ヴェルネ
【勁草書房】
発売日: 2000-05
参考価格: 6,300 円(税込)
販売価格: 6,300 円(税込)
Amazonポイント: 63 pt
( 在庫あり。 )
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・J. オーモン ・M. マリー ・A. ベルガラ ・M. ヴェルネ
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カスタマー平均評価: 0
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[ 大型本 ]
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仮面ライダー〈PART 2〉 (テレビマガジンヒーローグラフィックライブラリー)
・大島 康嗣
【講談社】
発売日: 1995-11
参考価格: 2,548 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,198円〜
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・大島 康嗣
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ウーファ物語(ストーリー)―ある映画コンツェルンの歴史
・クラウス クライマイアー
【鳥影社】
発売日: 2005-01
参考価格: 6,090 円(税込)
販売価格: 6,090 円(税込)
Amazonポイント: 60 pt
( 在庫あり。 )
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・クラウス クライマイアー ・Klaus Kreimeier
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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香港功夫(クンフー)映画激闘史 (映画秘法コレクション)
・知野 二郎
【洋泉社】
発売日: 1999-05
参考価格: 1,943 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,088円〜
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・知野 二郎
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カスタマー平均評価: 5
正にバイブル!です。 やっとの思いで入手しました。内容は、これぞ求めていたものそのものです。 今までにこれほどまでに内容が濃く素晴らしい本があったでしょうか? 香港功夫映画が好きであれば好きであるほど手に取るとお分かり頂けると思います。いろいろと香港映画に関する本を持っていますが、これが私にとってもベスト・オブ・ベストの一冊です。自分自身のバイブルともいえるでしょう。
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[ 単行本 ]
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イタリア映画史入門―1905‐2003
・ジャン・ピエロ ブルネッタ
【鳥影社】
発売日: 2008-07
参考価格: 6,090 円(税込)
販売価格: 6,090 円(税込)
Amazonポイント: 60 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
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・ジャン・ピエロ ブルネッタ ・Gian Piero Brunetta
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カスタマー平均評価: 4
映画祭の国の歴史 今でも映画祭はイタリアが中心でその理由は歴史と名作の数々が生まれた映画の国だからだ、今では作品の産出は大人しめだが、評価の目の厳しさや映画を見ることの姿勢などは日本などとは比べ物にならない、そんなイタリアの無声映画時代からの長い歴史を学んで今の映画に与える影響やルーツを考えるのも楽しい、他に類似するものの無い一冊なので映画好きなら気になる一冊。 イタリア映画史の画期的翻訳本の出版 映画が好きで、特にイタリア映画のことを研究しているため、今までブルネッタの著作はイタリア語の原書でかなり読んできました。今回、この本が邦訳されたと知り、個人的に非常にうれしかったです。ただでさえイタリア映画史の本格的な和書は今まで数えるほどしか出版されておらず、それも年代の古いものばかりでした。イタリア人研究者による本格的イタリア映画史の翻訳本は初めてといえるのではないでしょうか。この意味で、イタリア映画を学ぶ学生などには福音書となりうる本だと思われます。
一方、強いて翻訳における欠点を挙げるとすると、すでに日本公開されて邦題が付けられている作品にも係らず、本文中のタイトルが原題の直訳になっているものがあまりにも多いということです。これはどなたかが指摘していた人名の読み方が多数あるといった類の問題ではありません。ほんの一例を挙げると、映画監督ダリオ・アルジェントの作品として『ため息』『深紅色』『地獄』というタイトルの作品が紹介されていますが、これらはいずれも日本公開されており、『サスペリア』『サスペリア2』『インフェルノ』と訳出すべきであり、こうしたことは調べればすぐに分かるはずです。全篇に渡ってこうした部分があり、少しいらいらしてしまいました。やはり、どなたか映画史家を監訳者として起用するか、映画史に詳しい編集者が担当し、編集者が校正などの面でもっとしっかりすべきではなかったかと思います。画期的な出版だけに惜しまれます。
ただ、これをもって本書の全体的な価値が損なわれるわけではありません。原題と和訳されたタイトルの対照表も付いているので、読者はいったん原題に戻って、原題から邦題を類推することも可能でしょう。
次は同じブルネッタの"Il Cinema Muto Italiano"あたりの邦訳を期待します。プローロの古典的著作の翻訳も読みたいです。 貴重な資料として役に立つ BY「ローマの虫眼鏡」
イタリア映画史の権威G.P.ブルネッタの名著の翻訳で資料として貴重な本である。
無声映画の時代から最近のトピックスまで幅広く紹介されていて、イタリア映画の流れが
実によくわかる。訳文は簡潔で読みやすく論理の流れもスムーズで、この種の映画史の本としては
珍しく最後まで通読することができる。索引も充実して資料的価値も大きい。この本には誤訳が
多くすぐにも改訂せよと指摘する人もいるようだが、(どれほどイタリア語に精通しているのかは
不明だが)私にはそう思われない。例えば、人名の表記や読みは国によって異なり、あくまで慣例であり絶対に正しい表記法というのはありえない。これをもって初歩的ミスというなら、それこそ初歩的な認識ミスというものだ。したがって、すぐにも改訂せよという指摘は一読者の勝手な言い分であり、出版社に対する暴言ともいえるだろう。その言葉は撤回すべきだと思う! 誤りがあまりに多すぎです・・充実してはいるのですが・・。 本としては間違いなく貴重な本です。
イタリア映画史の之までに知られざる面等も多く語られ、多々、
勉強になります。
しかしながら、キャサリン・スパークとか、
あまりに初歩的に誤訳が目につき、また文脈も
時々、矛盾している等、訳の荒さが目につきます。
改訂版の出版を望みます。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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映画は頭を解放する
・ライナー・ヴェルナー ファスビンダー
【勁草書房】
発売日: 1999-01
参考価格: 2,415 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,000円〜
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・ライナー・ヴェルナー ファスビンダー ・Rainer Werner Fassbinder
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カスタマー平均評価: 3.5
まとまりはないが 予め言っておけば翻訳に問題はない。ダゲラス・サーク論、クロード・シャブロル論、マイケル・カーティズ論などの映画評論が難解であるとするならば映画を見ないで読むからである。例えば本書には『13回の新月がある年に』の最初の筋書きと映画化された時の筋書きが掲載されており、ファスビンダーが映画化する際に物語をどのように変換するのかがよく分かる。ハナ・シグラとの出会いのエピソードも興味深い。
『ローラ』撮影中に記されたファスビンダー自作トップ・テン(P.165)。
1.『聖なるパン助に注意』2.『13回の新月がある年に』3.『デスペア』4.『第三世代』5.『悪の神々』6.『マルタ』7.『エフィ・ブリースト』8.『不安と魂』9.『マリア・ブラウンの結婚』10.『四季を売る男』 翻訳が??? 「不快なのに見てしまう」映画を撮らせればNO.1のファスビンダーは、やはり日本では殆ど注目されず資料関係も皆無だ。その意味において本書が今現在容易に入手できるのはとても意義のあることと思う。巻末の全作品解説はとてもよく整理されていて、購入してから2年以上経つが何度も読み返している。ところが、だ。本文は殆ど読み返したことがない。何故ならドイツ語の直訳なのか何なのか、はっきり言ってイミがわかりません。決して安い値段ではないので要注意。
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