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売れないって厳しい・・・
ドラマ「飛びだせ!青春」や「俺たちの旅」に出てた人で名前しらなかっても顔見たらああこの人かとわかると思います。 もちろん俺は「俺たちの旅」見たことあるのでよく知ってます。 その森川正太が売れない役者が普段何やってるかを日記でつづった本です。 この人は仕事ないとき数々のアルバイトをやりまくり現在は結婚式の司会をやってるそうです。いまやそっちのほうが忙しいくらいらしいです。 うーん漫画の世界にも共通した部分がいっぱいあって俺は笑えませんでした。（森田健作だけは許さねえとか色んな芸能人にかみついてたとこはおもしろかったけど） どの世界でも売れないってきついなー・・・ ７年位前の本です。
「俺たちの旅」でワカメを演じていた、あの人の本。
「おれは男だ！」「飛び出せ！青春」など、日本テレビ系の《青春シリーズ》には欠かせない存在だった役者さん。中でも、人としてのネガティブな面も見せながら次第に魅力的なキャラとなって行った「俺たちの旅」のワカメは、彼のベストバウトのひとつといえるだろう。

そんな森川さんの出した本は、ある一年間に綴った日記をまとめたもので、発売当時、ベストセラーにもなった。何しろ、オレが生まれる前から子役としてキャリアを積んでいる人なので、回想や日々の出来事の中、登場する顔ぶれがとんでもなくすごい。石原裕次郎、森雅之、夏目雅子、渥美清、由利徹、そして螢雪次朗までと（……?!　ちなみに螢さん＝“平成ガメラ”の大迫さん）、まさにオールスターキャスト。「おれは男だ！」のロケ現場でＭ田Ｋ作にムカついた話、ドラマの撮影中に芝居のできないSMAPをシメた（！）話（テレ東の「あぶない少年３」の時か？　なお、かつて芸能界には“ジャ○ーズ襲撃”、なんて行事?! もあったんだとか…）、などなど。テレショップ、お見立て会などにまつわる、芸能界のさまざまな裏事情もよくわかる。また、読んでいるうち、彼が副業としてこなしている結婚式の司会がらみの数々のエピソード（来賓として会場に来た、Ｈ本Ｒ太郎センセイの言動に憤ったり……）の中の、さまざまな人間模様の面白さにも、「事実は小説より…」を実感させられた。これがこの本に、より深い面白みを与えているようだ。もちろん、中村雅俊ら旧友との「ふれあい」も、しっかり点描されている。